工事後の耐久性を左右するシーリング防水工事の技術とは?

 

皆さんこんにちは。

東京・神奈川エリアで防水工事・改修工事などを手掛けている東亜化成株式会社です。


防水工事の種類には、シート防水や塗膜防水、アスファルト系防水、浸透性防水などの各種工法があります。これらと並行して重要となる工事が、「シーリング防水」です。一般的にはあまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、シーリング防水とは一体どのような工事なのでしょうか。


今回は、このシーリング防水工事の基本情報に加えて、作業手順や注意点などについてご紹介いたします。



■シーリング防水工事とは?


建築材料を組み合わせる際にできる隙間(目地)を埋める作業のことを、「シーリング」といいます。このシーリングを防水に応用し、隙間や目地を埋めて水の侵入を防ぐ防水工事が、「シーリング防止工事」です。


シーリング防水工事を行うことで、住宅やビルの隙間から雨水が侵入するのを防ぐことができます。さらに、地震や台風時に目地の動きに合わせてシーリング材が伸び縮みして、建物の漏水を防ぐといった目的でも行われる工事です。



■シーリング材の種類


シーリング防止工事で使用される不定形シーリング材には、大きく分けて「1成分形」と「2成分形」の2種類があります。(画像出典:大東トレード)


1成分形には、空気中に含まれる湿気と反応して硬化する「湿気硬化型」と、空気中で乾燥して硬化する「乾燥硬化型」があります。



2成分形には、空気中の湿気や酸素と硬化剤が混ぜ合わさることで反応して硬化する「反応硬化型」があります。2成分形は、1成分形に加えて基剤と硬化剤を混合することで反応します。



また、これらには耐久性や耐熱性、密着性を向上させたシリコン系シーリング材やポリウレタン系シーリング材といった種類もあり、成分ごとに細かく分類すると、約15種類ものシーリング材が存在します。



■シーリング防水工事の手順


それでは、実際にシーリング防水工事で行われる作業手順を見ていきましょう。(画像出典:ペンギン会)


・除去/掃除

まずは、既存のシーリング材を除去していきます(打ち替え工事の場合)。また、施工箇所にサビやホコリなどの汚れが付着している場合は、それらもしっかりと掃除してきれいにしていきます。



・バックアップ材の取り付け

下地の処理が終わると、次はバックアップ材を取り付けていきます。バックアップ材とは、シーリング材が上手く動けるように充填する目地の深さを調整するために使用されます。バックアップ材により、建物の動きに合わせてシーリング材が伸び縮みできるようになったり、建物に加わる力を吸収することができるようになったりします。



・養生

施工箇所以外にシーリングで用いる薬剤が付着しないように、マスキングテープなどを用いて、周りを保護します。



・プライマーの塗布

シーリングを施工する箇所に、シーリング材を密着させるためのプライマーを目地に塗布していきます。このとき、プライマーはシーリング材と目地との間で、接着剤の役割をしてくれています。



・シーリング材の充填

次はいよいよ、コーキングガンといわれる専用の器具を用いて、シーリング材を目地に充填していきます。このとき、使用するシーリング材やコーキングガンのノズルの選定、気泡の有無などの確認といったことが職人の腕の見せ所となり、仕上がり具合に大きく影響してきます。



・ヘラでならす

シーリング材の充填が終わると、ヘラを用いて押さえていきます。押さえて圧着させることでシーリング材と目地との密着性を高めることに加えて、余分なシーリング材を除去するといった作業も同時に行われます。



・工事完了

ヘラ押さえで表面をきれいに整えることができれば、シーリング材が乾き切る前に、養生で用いたマスキングテープを剥がしていきます。その後、周囲の掃除と確認を行って、シーリング防水工事完了です。




■シーリング工事の注意点


主に外壁や屋根などで採用されているシーリング防水工事ですが、いくつか注意点があります。


・天候によってその後の性能が変わる

シーリング工事を行うときは、その日の天候によって、性能が大きく変わってきます。一般的にシーリング工事を行うのに最適な気候条件は、「気温15〜25℃、湿度80%未満、曇天・無風」だといわれています。雨天時や降雨が予測されるときにシーリング防水工事を行う場合は、作業を中止してもらうなどの打ち合わせをあらかじめ行っておきましょう。


・場所や条件に合わせてシーリング材や器具を選ぶ必要がある

シーリング防水工事には、施工箇所の条件や、場所に合ったシーリング材や器具を選ぶことが求められます。これらを疎かにすると、後々ひび割れや水漏れといった不具合を引き起こすことになります。確かな判断と技術でシーリング防水工事を行うためには、手抜き工事をしない信頼できる業者を選ぶことが大切です。




■まとめ


今回はシーリング防水工事について、工程の順番や注意点などをご紹介しました。自分で行うとかなりの手間と技術力が要求されるので、プロに任せた方が、高い防水機能を実感できるでしょう。


東亜化成は、このようなシーリング防水工事における高い技術があり、耐久性のある防水工事が可能となっています。「仕事を通じて防水のノウハウを習得したい」「日本の住まいを防水工事という面からサポートしたい」などとお考えの方は、東亜化成までお気軽にお問い合わせください!


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