【神奈川県 横浜市】工場 雨漏り修理 防水工事 ウレタン防水 事例

※写真はイメージ画像です。
【物件概要】
建物種別:工場
所在地:神奈川県横浜市
工事内容:屋上雨漏り修理(ウレタン防水工事)
工法:ウレタン塗膜防水(機械器具設置)
工期:4日間


【お客様の課題】
神奈川県横浜市に拠点を置く、工場。
建屋の柱周辺で雨漏りが確認されました。
雨漏りは、放置すれば建物の構造躯体を傷めるだけでなく、階下の精密機械や製品に甚大な被害を及ぼす可能性があります。また、漏電による火災や、従業員の皆様の安全を脅かすことにも繋がりかねません。

施設管理者様は、「平日の生産活動は極力止めたくない。週末など工場の非稼働日を利用して、迅速かつ確実に問題を解決できる業者を探している」という、事業継続性を最優先とする切実なご要望をお持ちでした。

【東亜化成からのご提案内容】
現地調査の結果、既存の防水はシート防水でしたが、下地の劣化は比較的軽微でした。そこで私たちがご提案したのは、既存のシート防水層を撤去せず、その上から新たに防水層を形成する「ウレタン塗膜防水(かぶせ工法)」です。

この工法を選択した理由は、お客様の最大の懸念である「生産活動への影響」を最小限に抑えるためです。

工期の短縮: 既存シートの撤去工程が不要なため、工期を大幅に短縮できます。
コストと環境への配慮: 撤去に伴う人件費や廃材処理費を削減し、環境負荷も低減します。
複雑な形状にも対応: 液体状のウレタン樹脂を塗り重ねるため、機械設備や配管が複雑に入り組んだ工場の屋上でも、継ぎ目のない完全な防水層を形成できます。

週末の非稼働日を利用した4日間の短期集中工事計画をご提示し、お客様の生産計画に一切影響を与えないことをお約束しました。

【施工のポイント】
写真がない分、私たちの仕事の丁寧さが伝わるよう、特にこだわったポイントを具体的にご説明します。

徹底した下地処理:
まず、高所作業車を安全に設置し、既存シート防水層の表面を高圧洗浄と手作業(ケレン)で念入りに清掃しました。汚れや脆弱な部分を完全に取り除くこの地道な作業が、新しい防水層の密着性を左右する最も重要な工程です。

密着性を高めるプライマー塗布:
清掃後の下地に、接着剤の役割を果たすプライマーを均一に塗布。これにより、既存のシートと新しいウレタン防水層が強力に一体化します。

確実な膜厚を確保する二層塗り:
防水性能の要であるウレタン樹脂を、職人がコテやローラーを使い、2回に分けて丁寧に塗り重ねていきました。一層ごとに乾燥時間を取り、規定の厚み(膜厚)を確実に確保することで、長期にわたり水分の侵入を許さない、強靭で弾力性のある防水層が完成します。

弱点への入念な補強:
雨漏りの原因となりやすい排水口(ドレン)周りや、壁との境界部分(立上り)は、特に念入りにコーキング材で補強し、ウレタンを厚めに塗り重ねるなど、細心の注意を払って施工しました。

防水層を保護するトップコート仕上げ:
最後に、形成したウレタン防水層を紫外線や熱から守るための保護トップコートを塗布。これにより、防水層の劣化を防ぎ、耐久性を飛躍的に向上させることができます。

【施工後の成果】
週末を利用した4日間の工事で雨漏りは完全に解消され、お客様の工場は再び安全な操業環境を取り戻しました。 平日の生産活動に一切支障をきたすことなく、長年の懸念であった雨漏りのリスクを根本から解決できたことで、施設管理者様からは「生産計画を変更することなく、迅速かつ丁寧な作業で問題を解決してくれて本当に助かった。これで安心して事業に集中できる」と、高い評価のお言葉をいただくことができました。

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